
智が通う北高に転校してきた燐は、文化祭でライブをするという夢を叶えるためにやってきた。
そしてメンバーとして集められたのが、智、姫子、六郎だった。
バンド活動が禁止されている中、生徒会長の菅野瑛子の手助けもあり、文化祭ライブは成功を収めた。
そして、夏のおわりに、智は燐に自分の想いを伝える。だがそれは取り返しのつかない言葉として刻まれ、2人を引き裂いてしまう。
なぜ、あんなことを言ってしまったのだろう。もしもやり直せるなら──そう思ったある日、半年前にタイムリープした智は、“あの夏”をやり直すチャンスを手にする。
今度は絶対に燐に“告白しない”と心に決めた智。しかし、二度めの夏は一度めと何か違っていた。
果たしてライブは成功するのか。二度めの夏はどんな結末を迎えるのか──。
